がんにかかって治療を受ける場合、「お金はどのくらいかかる?」「相談できる窓口が知りたい」と気になる方もいることでしょう。
こちらではがん治療にかかるお金についてまとめるとともに、利用できる制度や相談窓口をご紹介しています。
がん治療になると検査費や入院費などさまざまな費用がかかります。担当医やソーシャルワーカー、病院の会計、がん相談支援センターに確認すると、これから受ける医療にどのくらいの費用が必要なのか目安を教えてもらえます。
そして、公的医療保険では、がん治療にかかる費用の一部を軽減できる場合があります。中には公的医療保険の対象にならないものもありますが、そうした場合でも身体の状態や就業や収入などに応じた支援制度が利用できるケースもあるため、自分に該当する制度を確認してみましょう。
以下に、がん治療にかかるお金についてまとめましたのでご覧ください。
高額療養費制度とは、一ヶ月の病院などで窓口で負担する額が自己負担限度額を超えた場合、超えてしまった額が公的医療保険から支給される制度のことです。
自己負担額は、所得や年齢によって異なります。なお同じ住所で生計を一緒にしている世帯で、直近12ヶ月の間に3回以上高額療養費が支給されている場合、4回目以降の自己負担限度額が軽減されます。
ちなみに、差額ベッド代や入院時の食事代の一部負担などは高額療養制度の対象外のため注意が必要です。
厚生労働大臣が定める高度な医療技術を用いた療養のうち、公的医療保険の対象になっていないものを言います。日本では、国民が安全でなおかつ有用な治療を受けられるよう、一定の有効性が評価された治療のみが公的医療保険の対象になっています。
加入しているのが公的医療保険のみのケースでは、先進医療にかかる費用は全額自己負担となるため注意が必要です。先進医療を受ける場合、費用が高額になるため、がん保険の先進医療特約や民間の医療保険などに加入して備えておくとよいでしょう。
がん治療を受ける場合、検査費や入院費などさまざまな費用がかかります。身体の状態、就業や収入などに応じた支援制度を利用できるケースもあるため、あらかじめ確認しておくことが望ましいです。
選択する治療法によってかかる費用も大きく変わります。以下のページでは医療費補助について解説していますので、参考にしてください。
体への負担が少なく高い効果が期待できるトモセラピーは、選択肢としておすすめの治療法として挙げられます。このサイト、トモセラピーに対応しているクリニックや選び方について紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。