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がんの画像検査とはどんな検査?

予防はできるがんですが、完全に防ぐすべはないので、早期発見が重要になります。がんの検査は様々ありますが、早期発見に欠かせない診断方法が画像検査です。画像検査は、画像を確認することでがんの広がりや性質を調べることができ、有名なCT検査など、いくつかの種類が存在します。
ここではそんながんの画像検査について知っていきましょう。

レントゲン検査(X線検査)

レントゲン検査(X線検査)を行うがんの種類

X線検査とも呼ばれているレントゲン検査は、病気の有無、またその形を確認することができる検査方法です。主に肺や骨などを調べる際に用いられますが、他にも頭部、腹部、消化器官や尿路系を調べる際にも使用します。

レントゲン検査(X線検査)の特徴

レントゲン線検査は検査にかかる時間も短くて済み、また、撮影した画像を比較的すぐに確認することができるので広く行われています。ただし、一方向から撮影するので、臓器が重なっていると確認がしずらく、他の検査に比べ精度は劣ります。

レントゲン検査(X線検査)の検査方法

レントゲン線検査は、身体の一方からX線をあてて撮影をしていきます。身体の組織によってX線の通りやすさが違うため、通過したX線の濃淡が画像として映し出される仕組みです。
検査の際は、金属などは撮影時に影として映りこんでしまうため、検査着に着替える必要があります。所用時間は5分程度ですが、撮影部位によっては息を止めたり、体の向きや位置を変える指示があることも。血の流れや、血管の臓器への広がりを見たり、また病変部位の質的診断をするため、造影剤を使用することもあります。主には消化管や尿路系を調べる際に用いますが、消化器の場合はバリウムを飲んだり、尿路系は静脈注射などで造影剤を注入します。

CT検査

CT検査を行うがんの種類

CT検査は正式名称を「Computed Tomography(コンピューター断層撮影)」という精密検査です。がんがあるかどうかやその広がり、他の臓器への転移の確認、治療効果の判定や再発の確認など、様々な目的で実施され、血液のがんを含め、ほぼすべてのがんの検査で行うことができます。

CT検査の特徴

CT検査もX線を用いた検査ですが、所要時間は検査目的やその部位によって異なり、10~15分と単純X線検査と比べると長めです。ただ、一方方向からでなく、断面図で、なおかつ広範囲な画像を細かく撮影して確認することができるため、身体の深い場所にあるがんの位置や大きさも知ることができます。

CT検査の検査方法

CT検査では、仰向けに寝転んだ状態の患者をトンネル状の断層撮影機に入れ、身体の周囲からX線をあて、X線の身体の各所のX線吸収率の違いをコンピュータにより処理し、断面図を画像にします。撮影部位によって息を止める必要があります。
CT検査でも造影剤を用いることがあります。静脈注射で造影剤を投与することで、血管や病巣がさらにわかりやすくなり、より正確な診断ができるようになります。使用する場合は、検査の数時間前から食事が出来ません。また、造影剤は尿として排泄されるので、検査後はこまめに水分を摂るようにしましょう。

MRI検査

MRI検査を行うがんの種類

MRI検査は、正式名称を「Magnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)」といい、X線検査やCT検査と違い、強い磁場と電波を用い造影剤も投与せずに使用が出来ます。ほぼすべてのがんで検査可能ですが、特に頭部や脊髄や脊柱、関節など動きの少ない部位に有効で、近年では胸腹部、心臓、消化器分野でも活用されています。

MRI検査の特徴

MRI検査では、CT検査と同様に身体の断面図を撮影、確認することができますが、MRIでは縦、横、斜めなど自由に撮影ができます。さらにX線検査やCT検査と違い、X線を用いないため、骨や空気によって画像に影響が出ないので、脳やせき髄の診断に適します。検査時間は15~45分程度です。

MRI検査の検査方法

MRI検査は患者の撮影部位に「コイル」と呼ばれる装置をつけ、CT検査の機器と同様に、寝た状態でトンネル状の撮影機器に入れ、ラジオなどで用いられる周波数の電波をあて、強力な磁石とのちからで磁場を発生させて、身体の断面図を様々な方向から撮影し、画像にしていきます。電波や磁石を用いているため、事故、やけどに注意が必要です。ペースメーカーなど体内に金属が入っている人や、磁石を利用したインプラントなどを埋入している人は、検査が受けられない場合も。また、磁場を発生させる際に、磁石の中のコイルが電流を流すことで大きな音を発生させるため、ヘッドホンや耳栓を装着することもあります。
また、血管の検査でも造影剤を使用せずに撮影できることも、MRI検査の大きなメリットの一つです。

PET検査

PET検査を行うがんの種類

PET検査は正式名称を「Positron Emission Tomography(陽電子放出断層撮影)」といいます。CTやMRIと同様がんの大きさや広がりを調べることができるだけでなく、血液のがんや悪性リンパ腫の検査もすることができます。ただ、がん細胞が細胞分裂のために正常細胞に比べ3~8倍ものブドウ糖を取り込み、糖代謝を行う特徴を利用した検査方法であるため、がんと関係なくブドウ糖が集まりやすい部位、脳や心臓、消化器官、肝臓、咽頭粘膜、泌尿器、炎症を起こしている組織の診断は難しいとされています。

PET検査の特徴

PET検査は、がん細胞の成長や増殖、転移や再発を把握することができ、また、そのがん組織の活性状況や良性なのか悪性なのかの識別も可能です。ただ、ある程度がんが活性化していないと発見が難しいこともあります。

PET検査の検査方法

PET検査では、ブドウ糖に近い成分の検査薬「FDG」を注射し、30分から一時間安静にしてがん細胞にFDGを取り込ませる時間を与え、そのFDGが集まっている場所を画像にします。撮影は仰向けの状態で30分程度かかるため、FDGの注射後、検査室を出るまで二時間程度かかります。検査薬がブドウ糖に近いため、糖分を含む食事は検査の約6時間前からできません。検査の前に排尿をすますことも大事です。
また、PET検査は、多くの病院では、CT検査やMRI検査と組み合わせて、PET/CT検査、PET/MRI検査として行われています。二つの画像を重ね合わせることにより、がんの位置やその広がり、周囲構造との関係をより詳しく知ることができるためです。

エコー検査(超音波検査)

エコー検査を行うがんの種類

エコー検査は、がんの場所やその形や大きさ、周辺の臓器との関係も知ることができる検査です。エコー検査で知ることができるがんは、肝臓、胆のう、すい臓、腎臓、脾臓、腹部大動脈、膀胱、前立腺、卵巣、子宮、甲状腺などですが、がん以外の疾患も各臓器で見つけることができます。

エコー検査の特徴

エコー検査は超音波を用いる検査のため、痛みもなく、また、X線検査やCT検査のように被ばくの心配もないため、何度でも繰り返して検査が可能です。その場で観察することができるのもメリットです。一方で、判断が技術者の経験によるところが大きくなることや、骨や空気、厚い脂肪は超音波が通りにくく、検査が難しいことがあります。

エコー検査の検査方法

エコー検査では、調べる部位に超音波を通しやすくするゼリーを塗り、横になった状態で、「超音波プローブ」という手のひらサイズの超音波の送受信機を体にあてて超音波を体内に送り、その超音波の跳ね返りを画像として映し出し、体内の状態を確認していきます。検査する臓器によっては、横向きになったり、腕を上げたりといった体勢をとったり、息を止める必要があります。肝臓がんや乳がんの疑いがある場合、またその検査には、静脈注射にて造影剤も用いられることがありますが、副作用が少ない造影剤のため、他の検査の造影剤でアレルギー反応を起こしてしまう人であっても、エコー検査であれば受けられる人もいます。
食事は検査の数時間前からとることはできません。骨盤内の臓器の様子を観察する場合は尿をためた方が見やすいため、その際は排尿は控えるよう指示があることも。

参考サイト

国立がん研究センター_画像診断(がぞうしんだん)(https://www.ncc.go.jp/jp/rcc/treatment/diagnostic_imaging/index.html

がん情報サービス_ X線検査とは(https://ganjoho.jp/public/dia_tre/inspection/x-ray.html

がん情報サービス_CT検査とは(https://ganjoho.jp/public/dia_tre/inspection/ct.html

がん情報サービス_MRI検査とは(https://ganjoho.jp/public/dia_tre/inspection/mri.html

がん情報サービス_PET検査とは(https://ganjoho.jp/public/dia_tre/inspection/pet.html

がん情報サービス_超音波(エコー)検査とは(https://ganjoho.jp/public/dia_tre/inspection/echo.html

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【選出基準】トモセラピー実施院のなかで、公式HPで対応実績を公開している3院。(2019年7月時点)

◆トモセラピー治療の費用と期間について

トモセラピー治療の費用は保険診療と自由診療の場合で大きく異なり、保険適用の場合は1回の照射につき自己負担額は約1万1000円、保険が適用されない自由診療の場合は約3万3000円程です。(編集チーム調べ)
病状やクリニックによって費用や期間は変動するため、検討している病院・クリニックがあれば直接お問合わせください。

◆トモセラピー治療のリスクについて

照射する部位によっては、頭痛や下痢などの副作用は生じるケースがありますので、詳しくは各病院・クリニックへ相談しましょう。

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