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トモセラピーの悪性リンパ腫治療について

トモセラピーは悪性リンパ腫に対応できるか?

トモセラピーは、悪性リンパ腫への治療を行うことができます。

ヘリカル回転式のIMRT専用装置であるトモセラピーは、主に頭頚部がん、前立線がんに対する治療法として用いられてきましたが、化学療法と放射線治療を適切に組み合わせることで悪性リンパ腫の治療にも適用可能だということが分かっています。

参考元:脳神経外科の病気:脳腫瘍に対するトモセラピーを用いた高精度放射線治療 | 病気の治療 | 徳洲会グループ (https://www.tokushukai.or.jp/treatment/neurosurgery/tomotherapy.php

そもそも悪性リンパ腫とは?

そもそも、悪性リンパ腫とはどのような病気なのでしょうか?

悪性リンパ腫とは、がんの一種である血液がんのうち、免疫システムの一部であるリンパ系組織とリンパ外臓器(節外臓器)から発生するがんのことです。そのため、発生する場所もリンパ節やリンパ管、脾臓、胸腺、扁桃をはじめとするリンパ系の組織となっています。症状には、発生した場所によって、まったく違う症状が引き起こされ、そして治療法も異なるのが特徴です。

また、悪性リンパ腫を引き起こす原因は、免疫力の低下だと考えられています。健康な状態であればリンパ球の中でがん細胞が生まれても、そのがん細胞は免疫機能によって排除されるのでがんにはなりません。しかし、免疫機能が落ちているとがん細胞を排除できなくなり癌細胞が増殖、悪性リンパ腫を引き起こすとされています。しかし、そのメカニズムはまだ完全には解明されていません。

悪性リンパ腫は、さらに「ホジキンリンパ腫」と「非ホジキンリンパ腫」の2種類に分類されます。腫瘍内に大型腫瘍細胞の見られる症例がホジキンリンパ腫、見られない症状が非ホジキンリンパ腫という分類になっており、ここからさらに細分化されているのです。

ホジキンリンパ腫

ホジキンリンパ腫は、リンパ球のがんです。日本で発生する悪性リンパ腫全体のおよそ5%と言われています。また、2017年時点で1年で1,400人が診断されています。

非ホジキンリンパ腫

非ホジキンリンパ腫は、原因が明らかになっていませんが、ウイルス感染が原因とされています。また、発症のリスクが高いとされているのは、免疫不全症候群、臓器移植、殺虫剤や除草剤に多く触れてきた人、ホジキンまたは非ホジキンリンパ腫患者の近親者です。

悪性リンパ腫の症状

悪性リンパ腫の症状の代表的なものは、リンパ節のしこりです。初期段階では痛みはなく、主に首や腋の下、足の付け根などのリンパ節が集中しているところに現れます。こうしたリンパ節のしこりは悪性リンパ腫の初期症状でもあります。

ほかの症状としては、原因不明の体重減少や発熱、布団などを取り替えなければならないほどの寝汗が挙げられます。これら3つの代表的な症状はまとめて「B症状」と呼ばれています。これ以外の症状としては、体のかゆみ、皮膚の発疹などがあります。

症状が進行し臓器にリンパ腫が広がると、臓器によってさまざまな症状が現れます。肺や気道などにリンパ腫が広がった場合の症状は、呼吸困難や気道閉塞、咳などです。腹部にリンパ腫が現れた場合には、両足などと腹部よりも下の部分のむくみや尿路障害が出ます。肝臓の場合には黄疸や腹水、皮膚の痒み、骨格の場合は痛みなどがあります。

ほかの症状としては、半年間で10%以上の体重減少や感染症の罹患率が上昇することなどが挙げられます。

また、悪性リンパ腫の症状は、その進行度合いによってⅠ期からⅣ期の4段階に分類されます。また、これらの分類はAnnArbor分類とLugano分類のふたつに分かれます。ここでは、進行度合いごとの症状について詳しく解説していきましょう。

AnnArbor分類Ⅰ期

リンパ腫がリンパ節のもしくはリンパ組織の1ヶ所に現れている段階です。もしくは、リンパ外臓器にリンパ腫があるが1ヶ所のみの場合もこの段階に当てはまります。

AnnArbor分類Ⅱ期

横隔膜を境にした場合の上半身もしくは下半身にあるリンパ節に、2ヶ所以上のリンパ腫が確認される段階です。また、上半身日下半身のどちらかにリンパ臓器に1ヶ所以上、リンパ外臓器にリンパ腫が認められる場合もこの段階に該当します。

AnnArbor分類Ⅲ期

横隔膜を境界にした上半身と下半身の両方の2ヶ所以上のリンパ節にリンパ腫が認められる場合、この段階に該当します。

AnnArbor分類Ⅳ期

もっとも重篤な段階で、リンパ腫がリンパ節だけでなくリンパ外臓器にも広い範囲に渡って広がっている状態です。

Lugano分類Ⅰ期

消化管にのみ単独または複数の悪性リンパ腫が発症した段階です。

Lugano分類Ⅱ期

消化管で発生した悪性リンパ腫が腹腔内にまで進行した段階です。

Lugano分類Ⅲ期

悪性リンパ腫付近の臓器や組織にまで漿膜の浸潤が認められた段階です。

Lugano分類Ⅳ期

リンパ節の外への漿膜の浸潤もしくは消化管病変に加えて横隔膜をリンパ節病変が認められる段階です。

AおよびB分類(症状)

悪性リンパ腫の症状分類である前述のⅠ期~Ⅳ期の段階は、さらに全身症状の有無によってA(症状なし)またはB(症状あり)にそれぞれ細分化されています。

A症状とB症状の判別基準は、「造血器腫瘍診療ガイドライン 2013年版」にて、「38℃より高い原因不明の発熱があること」「寝具を変える必要があるほどの大量の寝汗をかいていること」「診断前の6カ月以内に通常体重の10%を超す原因不明の体重減少」の3点となっています。

トモセラピーの悪性リンパ腫が可能なクリニック

クリニックC4

放射線治療システム「トモセラピー」によるがん治療専門のクリニックです。重粒子線、陽子線など粒子線治療を含む先進医療での治療を断念せざるを得なかった人に対しても積極的な治療を行っています。予約制なので診療は待たされることなく受けることができます。院長である青木幸昌医師は、30年以上(※2021年7月時点)がん治療に携わっており、1万例以上の臨床経験を積んできた経験豊富な医師です。

悪性リンパ腫の治療をおこなった症例があり、公式ホームページでは、治療計画とトモセラピーによる治療動画が公開されています。その他のがん治療のトモセラピー治療についても紹介されています。

  • 所在地:東京都渋谷区元代々木町33-12
  • 電話番号:03-3407-9407
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◆トモセラピー治療の費用と期間について

トモセラピー治療の費用は保険診療と自由診療の場合で大きく異なり、保険適用の場合は1回の照射につき自己負担額は約1万1000円、保険が適用されない自由診療の場合は約3万3000円程です。(編集チーム調べ)
病状やクリニックによって費用や期間は変動するため、検討している病院・クリニックがあれば直接お問合わせください。

◆トモセラピー治療のリスクについて

照射する部位によっては、頭痛や下痢などの副作用は生じるケースがありますので、詳しくは各病院・クリニックへ相談しましょう。

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