子宮がんは厳密には子宮頸がんと子宮体がんの二つがあります。 子宮体がんは子宮内膜がんとも呼ばれ、子宮内膜から発生します。一方の子宮頸がんは子宮の入り口部分から発生することから、婦人科で他の診察を受けた際に発見されることも珍しくありません。
特に子宮がんは初期症状を感じにくいです。普段とは違うおりものが増えたり、月経の際の量が増えるなどが症状として挙げられるのですが、これらは体調によって異なるだけに、これらですぐに「子宮がんかも」とは思わないことでしょう。
しかし、子宮がんは早期発見であれば予後の良いがんです。少しでも異変を感じたら、婦人科に足を運んで検査してもらうと良いでしょう。
発生要因としては、ヒトパビローマウィルスの感染が関連しているとされており、実際に子宮頸がんの患者の9割以上からヒトパビローマウィルスが検出(※)されています。
ヒトパビローマウィルスとは乳頭腫と呼ばれる、イボのようなウィルスで性行為や皮膚の接触等によって感染するとされていますが、実はヒトパビローマウィルスは知らない間に消えているものです。必ず子宮頸がんになるのではなく、ヒトパビローマウィルス感染から子宮頸がんには「なる可能性もある」程度です。
子宮がんの治療方法としては外科手術、放射線治療、化学療法が挙げられますが、がんの進行具合や本人の希望等によって治療方針が変わります。
「トモセラピー」によるがん治療専門の治療院であるクリニックC4。子宮がんを含めた、幅広い治療に対応しています。ここでは、そのクリニックC4の青木院長にトモセラピーの子宮がん治療について伺ってきました。
「説明と選択の医療、人事を尽くすがん医療」をモットーとし、30年以上がん医療に携わってきた青木医師。患者優先の医療を掲げ、進行・末期がん患者への全人的医療に注力しています。青木医師は東京大学医学部医学科を卒業後、放射線医師としてひとすじにがん医療に携わりながら、数多くのがん患者と関わってきました。
がんの末期・多発転移で「手だてがない」と判断を受けた方に対して、トモセラピーを活用した積極的な治療を行っています。患者の気持ちに寄り添いながら粘り強く、あきらめない治療を提供している医師です。
子宮頸癌 腹部大動脈リンパ節転移(再燃)- 63歳女性
子宮がんは早期発見であれば予後の良いがんです。初期症状を感じにくいため婦人科でのがん検診が重要とされていますが、婦人科への受診をためらわれる女性も多いため、症状が進んだ状態で発見されることも少なくありません。
体への負担が少なく高い効果が期待できるトモセラピーは、おすすめの治療法として挙げられます。このサイトでは、トモセラピーに対応しているクリニックや選び方について紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。