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トモセラピーの前立腺がん治療について

トモセラピーは前立腺がん治療に対応できるか?

前立腺がんはトモセラピーで治療可能ですが、クリニックによっては対応できない可能性があります。対応できるクリニックをお探しの方は、下記のリンクからチェックしてみましょう。

そもそも前立腺がんとは?

前立腺がんは男性特有のがんです。 なぜなら、前立腺が男性にしかない臓器だからです。前立腺は膀胱の下に位置し、尿道を取り囲むように位置しています。

前立腺がんは前立腺細胞の正常な細胞増殖機能が損なわれ、自己増殖によって発生してしまいます。 早期発見であれば治療も可能ですが、近くのリンパ節や骨に転移することも多いです。

前立腺がんの兆候として、尿が出にくくなったり、あるいは排尿の回数が増えることなどですが、元々頻尿という人もいれば、年齢と共に尿の出が悪くなることから、それらの症状から「前立腺がんかも」と思える人はなかなかいません。

しかし、進行していくと血尿や腰痛、骨への転移による痛みなどが発症し、そこでようやく気付くという人も多いです。

前立腺がんの発生要因としては家族歴、あるいは高年齢、肥満、カルシウムの過剰摂取や喫煙が挙げられますが、まだまだ研究が進められている段階です。

治療に関しては外科的な治療や放射線治療、薬物療法が用いられています。 いずれの治療も、男性の生殖機能に関わる部分になりますので、どのような治療を行うにせよ、その後どうなるのかをしっかりと医師と確認することが求められます。

がんに対する薬物療法と
副作用について詳しく見る

トモセラピーの前立腺がん治療が可能なクリニック一覧

公式サイトでトモセラピーによる前立腺がん治療の実績を公表している東京周辺(関東)の一部病院・クリニックをご紹介します。(2019年7月時点)

Clinic C4(クリニックC4)

クリニックC4はがん専門のクリニック。様々な診療科目が用意されているのではなく、あくまでもがん治療のみになりますので、いわば「がん治療に特化したクリニック」です。高度な治療を多数対応し、かつ症例も豊富なので患者に合わせたがん治療の提案が可能です。

  • 所在地:東京都渋谷区元代々木町33-12
  • 電話番号:03-6407-9407

駒込病院

専門性に基づくチーム医療を展開している駒込病院。都立病院とあって、住民に寄り添う病院として知られている一方で、がんや感染症に関しては専門チームを立ち上げ、高度かつ専門的な治療を行っています。

  • 所在地:東京都文京区本駒込3-18-22
  • 電話番号:03-3823-2101

江戸川病院

江戸川病院でも前立腺がんの治療を行っています。 江戸川病院はがん専門ではなく、様々な診療科目を用意している病院ですが、だからこそ他の科目と連携した治療が可能です。

  • 所在地:東京都江戸川区東小岩2-24-18
  • 電話番号:03-3673-1221
クリニックC4の青木院長に聞く!前立腺がんをトモセラピーでどう治療するか?

管理人が調べた限り、東京エリア内における、照射範囲の制限がない自由診療のトモセラピー実施院のなかで、前立腺がんを含めた照射範囲が最も広かったのがクリニックC4でした。(2019年7月時点)そのクリニックC4の青木院長にトモセラピーの前立腺がん治療について伺ってきました!

青木院長
クリニックC4の青木院長

前立腺がんをトモセラピーで治療することは可能です。複雑な形の病巣であっても、トモセラピーなららせん状に回転する放射線を自在に調整して、的確かつ十分な強度で照射することができます。ピンポイントで照射できるので、他の臓器に及ぼす影響も小さくてすみます。 ちなみに当院では、前立腺がんからリンパ節に転移した方の治療実績(下記参照)を公開しております。同じような病状にお悩みの方はぜひご来院ください。

クリニックC4の前立腺がん治療の実績

    前立腺癌進行期(D2)リンパ節転移- 64歳男性
  • 2008年8月 PSA上昇(32.4)したためS医大にて生検実施し前立腺癌(GS=4+4)確定。骨シンチMRIにて病期C1で全摘の適応といわれた。
  • 2008年10月 セカンドオピニオン目的に当院受診。未治療症例でありPET-CT実施したところ、左総内腸骨リンパ節も陽性、病期D2と判明した。手術適応なく通常はホルモン治療の適応であることを説明したが、患者/家族は局所治療を希望。原発+陽性リンパ節 66.6Gy/20回、骨盤内リンパ節 49.95Gy/15回のトモセラピー実施。5か月後のPET-CTにてCR(消失)となり、以後現在まで排尿性機能障害および直腸障害なくPSA0.1以下にて経過観察中。
参照元:クリニックC4公式サイト
https://cccc-sc.jp/case/case.html?listno=21

【リスク別】前立腺がんの治療方法を比較

前立腺がんの治療は、腫瘍マーカーの数値(PSA)やグリソンスコアのデータをもとに進められます。グリソンスコアは、悪性度を表す数値のことです。前立腺がんの進行度やリスク別に治療方法を比較してみましょう。

低リスクの前立腺がんにおける治療法

【居所治療による根治】

低リスクの前立腺がんは、悪性腫瘍が被膜内に留まっているレベルの状態です。(PSA4〜10、グリソンスコア〜6)

低リスク前立腺がんの場合、手術・外部放射線治療・小線源治療の3つの方法で進められます。治療する病院方針にもよりますが、がんの転移リスクが非常に低いため、ホルモン療法は実施しないこともあるそうです。小線源治療の場合、短期間で治療が終わるため、体調次第ではスムーズに社会復帰できるでしょう。

中リスクの前立腺がんにおける治療法

【手術と放射線治療によるアプローチ】

中リスクの前立腺がんは、低リスクタイプと同様、皮膜内に留まっているレベルの状態です。各スコアは低リスクレベルよりも、高い数値を持ちます。(PSA10〜20、グリソンスコア7)

中リスク前立腺がんの場合、手術と外部放射線治療を実施。がんの進行度によっては、ホルモン療法も併用した治療を行います。約2ヶ月に渡るサイクルで、IMRTを使った放射線治療でがんにアプローチしますが、低侵襲治療ができるのが特徴です。ホルモン療法と合わせて約6ヶ月の治療期間を要するでしょう。

高リスクの前立腺がんにおける治療法

【放射線治療とホルモン療法によるアプローチ】

高リスクの前立腺がんは、被膜外や周辺の臓器に湿潤しているレベルの状態です。(PSA20以上、グリソンスコア8〜10)

放射線治療とホルモン療法を並行して実施し、ホルモン治療は放射線治療が終わってからも2年間継続します。前立腺だけでなく、他の部位にまで転移している可能性があるため、担当医と治療方針やスケジュールを相談しながら進めるでしょう。

代表的な前立腺がんの放射線治療法

前立腺がんにおける放射線治療法は主に3つあります。

  • 小線源治療(短期間で治療が終わるが、線源を埋め込むための侵襲があるため入院が必要)
  • IMRT(入院が必要なく約1時間程度で治療できるが、治療期間が約2ヶ月と長い)
  • 粒子線治療(手術のような侵襲はないが、保険適用ではない)

放射線治療は何度も通わなければいけないイメージもありますが、小線源治療のように1回で終わるものもあります。選択肢を絞らず、セカンドオピニオンを取り入れながら、前立腺がんとどのように向き合い治療するか?が大切なのです。それぞれのメリット・デメリットを踏まえ、ライフスタイルや前立腺がんの進行度や数値に応じた治療を受けましょう。

クリニックC4
転移巣 対応可
照射範囲 9箇所
同時照射 対応可

電話で問い合わせる

自由診療
※電話番号:03-6407-9407
都立駒込病院
転移巣 対応不可
照射範囲 5箇所
同時照射 応相談

電話で問い合わせる

標準治療(保険診療)
※電話番号:03-3823-4890
江戸川病院
転移巣 応相談
照射範囲 5箇所
同時照射 応相談

電話で問い合わせる

標準治療(保険診療)
※電話番号:03-3673-1221
【選出基準】トモセラピー実施院のなかで、公式HPで対応実績を公開している3院。(2019年7月時点)

◆トモセラピー治療の費用と期間について

トモセラピー治療の費用は保険診療と自由診療の場合で大きく異なり、保険適用の場合は1回の照射につき自己負担額は約1万1000円、保険が適用されない自由診療の場合は約3万3000円程です。(編集チーム調べ)
病状やクリニックによって費用や期間は変動するため、検討している病院・クリニックがあれば直接お問合わせください。

◆トモセラピー治療のリスクについて

照射する部位によっては、頭痛や下痢などの副作用は生じるケースがありますので、詳しくは各病院・クリニックへ相談しましょう。

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