2014年から放射線治療機の上位機種である「トモセラピーHDA」を導入したがん治療を行っています。この装置は、IMRT(強度変調放射線治療)・IGRT(画像誘導放射線装療)が行えるのが特徴です。TomoEDGE Dynamic Jawsという機能を搭載し、健康な組織への線量をより低減できるようになりました。
参照元:春日井市民病院公式HP(https://www.hospital.kasugai.aichi.jp/s_annai/radio/tomoedge.html)
以下では、一般的なトモセラピーに関する情報をまとめています。
トモセラピーは、アメリカで開発されたIMRT専用とも言われている高精度放射線治療装置です。IMRTは、強弱をつけた放射線を多方向からがん病巣へ集中照射することで、健康な組織を避けながらも精度の高い治療を行える照射法です。
従来の照射と比べて腫瘍に高線量を照射しつつ、健康な組織への線量を低減させることができます。
トモセラピーを使用すると、正常な臓器への照射を避けながらがん病巣へ集中照射できるため、患者の身体に副作用が現れにくいメリットが期待できます。照射の際には、外科的治療のような痛みや出血などを伴わないため、身体に優しい医療ともいえます。
※一般的なトモセラピーに関する情報です。春日井市民病院でのトモセラピー治療については、直接お問い合わせください。
春日井市民病院は、平成24年3月2日に「愛知県がん診療拠点病院」の指定を受けています。集学的治療(手術、化学療法、放射線治療)や、緩和ケアを提供する体制を整備して、患者が安心して治療を受けられるよう配慮しています。
同院には、がん放射線療法看護認定看護師が在籍し、放射線治療を受ける方をサポートしています。がん放射線療法看護認定看護師とは、患者ケアを行うための知識や技術を積んだ専門看護師です。治療に伴う有害事象の症状を緩和する方法の指導やケアに当たっているので、専門的な知識も豊富で適切なサポートを受けられます。
※参照元:春日井市民病院公式HP/認定・専門看護師紹介(https://www.hospital.kasugai.aichi.jp/kango/hatarakikata/ninteikangosi.html)
放射線治療科の主任部長であり放射線診断科主任部長でもある深谷 信行医師は、日本医学放射線学会放射線診断専門医・PET核医学認定医です。専門は画像診断一般です。
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同院を受診した方は、診療科へ受診し予約日を決定します。他院から紹介の場合、医療連携室を通して紹介元医師から、電話もしくはFAXにて予約日を決定する流れとなっています。初診では、放射線治療科医師による診察を受け、治療計画CTの撮影を行います。(治療計画に数日~1週間ほど必要)
医師の判断でほかの検査を行う場合があるため、詳細は担当医へ確認するようにしてください。
診察を行い、放射線治療が適応かどうかを診断します。治療に進む場合には、今後の治療スケジュールを立てます。
通院治療の場合、照射時間は完全予約制となっています。およそ15~20分治療します。
CT・MRI・血管連続撮影装置・骨塩定量測定装置・泌尿器科婦人科用撮影装置・体外式衝撃波結石破砕装置・パノラマ撮影装置・トモセラピーなどの設備も備えています。
※参照元:春日井市民病院公式HP/医療機器紹介(https://www.hospital.kasugai.aichi.jp/s_annai/radio/machine.html)
高い治療効果と副作用の軽減が期待できる放射線治療で注目されているトモセラピー治療。「副作用がつらい」「手術が難しい」など、様々な悩みを持った患者さんにとって、トモセラピーは希望の光となっています。
たいせつな命を預ける治療だからこそ、心も一緒に預けられる、信頼できる一院を探しましょう。このサイトでは、東京都内のトモセラピー対応クリニックをまとめて紹介しています。あなたに適した一院を選ぶ手助けになれば幸いです。