IMRTの専用器であるトモセラピーの新世代型・ラディザクトを導入したがん治療を行っています。
同院では、最も治療例が多いのは前立腺がんですが、胸部・骨盤部の腫瘍、小数個の転移性脳腫瘍、リンパ節転移、全中枢神経照射、全身照射などにも適応できます。
富山大学付属病院 総合がんセンターでは、より多くの患者さまへ高精度な放射線治療を届けられるよう努めています。
参照元:https://www.hosp.u-toyama.ac.jp/oncology/clinical/specific/radiotherapy/topics.html
以下では、一般的なトモセラピーに関する情報をまとめています。
トモセラピーは、患者さまの寝台を移動させながら、小型化された照射器がCTのように身体の周囲を360度回転しながら照射していきます。そのため、照射角度や線量の選択の自由度が大きい点が特徴で、連続的に広範囲の治療を行えるのがメリットです。また、治療器で照合画像の撮影が可能となっており、計画画像と重ね合わせによってミリ単位の精度で位置あわせができます。
トモセラピーは、外科的な治療のように痛みや出血を伴いません。また、熱さを感じることもないため、患者さまの身体的・精神的な負担を軽減できる治療だといえます。正常な組織への照射量を低減できるため、副作用が軽減しやすく、生活の質を保ったまま治療を行えます。
※一般的なトモセラピーに関する情報です。富山大学付属病院 総合がんセンターでのトモセラピー治療については、直接お問い合わせください。
富山大学付属病院 総合がんセンターは、2020年(令和2年)6月に開設された医療機関で、特定機能病院の指定を受けています。治療はもちろん、副作用対策や設備などをしっかりと整えながら、患者さまのサポートに取り組んでいます。がんの疑いのある方や、診断された方のサポートに注力していることも特徴です。
※参照元:富山大学付属病院 総合がんセンター公式HP(https://www.hosp.u-toyama.ac.jp/oncology/about/)
富山大学附属病院小児・AYA世代・妊孕性センターは、富山県内施設の調整役としても機能しています。県内でのがん治療と生殖医療の連携を心がけており、「富山県がん・生殖医療ネットワーク」の構築に注力しているのも特徴です。また、がん治療医と生殖医療を担当する産婦人科医との緊密な連携はもちろん看護師、薬剤師、心理士、遺伝カウンセラー、相談員など多職種によるサポート体制の構築も大切にしています。
総合がんセンター 放射線治療センター長である齋藤 淳一医師は、専門領域を放射線治療としています。放射線治療専門医とがん治療認定医の資格を所有している医師です。
記載なし
医師が診察を行い、患者さまの病状や希望を確認します。起こりえる副作用についても説明があります。
放射線科の医師により、照射部位や放射線量について説明。患者さまの状態に合わせた治療計画が立案され、同意を得られた後、治療に入ります。
トモセラピーのほか、CT、MRIなども備えているのが特徴です。
高い治療効果と副作用の軽減が期待できる放射線治療で注目されているトモセラピー治療。「副作用がつらい」「手術が難しい」など、様々な悩みを持った患者さんにとって、トモセラピーは希望の光となっています。
たいせつな命を預ける治療だからこそ、心も一緒に預けられる、信頼できる一院を探しましょう。このサイトでは、東京都内のトモセラピー対応クリニックをまとめて紹介しています。あなたに適した一院を選ぶ手助けになれば幸いです。