東京でトモセラピー治療の対応実績をHPに公表しているのはクリニックC4・都立駒込病院・江戸川病院の3院だけ。この3院を、転移巣への対応・照射範囲の広さで比較しました。(2019年7月時点)
公開日: |最終更新日時:
転移巣への対応:可
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照射範囲:9箇所
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複数箇所への同時照射:対応可
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転移巣への対応:不可
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照射範囲:5箇所
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複数箇所への同時照射:応相談
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転移巣への対応:応相談
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照射範囲:5箇所
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複数箇所への同時照射:応相談
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複雑な病巣にもピンポイント照射が可能で、正常な臓器への影響が小さいことからがんに厳しく・体にやさしい治療法として注目を集めているトモセラピー。そのトモセラピー実施院のなかで、公式HPで対応実績を公開しているのは、管理人が調査した限り、クリニックC4、江戸川病院、都立駒込病院の3院だけでした。
その3院を下記の2つのポイントで比較してみました。
公式ホームページはもちろん、電話で実際に調査した結果をお伝えします。(2019年7月時点)
対応可能
※電話調査(2019年5月27日)より
9箇所
頭頸部がん 肺がん 乳がん 胃・小腸がん 肝胆膵がん 大腸・直腸がん 泌尿器がん 前立腺がん 悪性リンパ腫
※上記はあくまで一例。公式ホームページに記載されている情報のみ記載しています。
クリニックC4はがん専門のトモセラピー治療院。他院では「治療できない」と断られた末期がん患者を数多く受け入れています。公式ホームページに数多くの症例を掲載しているとおり、実績も豊富。比較的早い段階でトモセラピーを導入したクリニックで、確かなノウハウに基づいた治療が受けられるでしょう。
クリニックC4は自由診療によるトモセラピー治療を行っています。自由診療は保険診療より高額ではあるものの、原発巣はもちろん転移したがんへの照射も可能で、クリニックC4ではほぼ全身のがんに対応しています。 複数の箇所に転移したとしても、同時に照射が可能。治療も比較的早く済むケースが多く、深刻な病状に苦しむ方にとって大きなメリットになっています
◆トモセラピー治療の費用と期間について
トモセラピー治療の費用は保険診療と自由診療の場合で大きくことなります。保険適用の場合は1回の照射につき自己負担額は約1万1000円、保険が適用されない自由診療の場合は約3万3000円と言われています。
病状やクリニックによって費用や期間は変動するため、検討している病院・クリニックがあれば直接お問合わせください。
◆トモセラピー治療のリスクについて
照射する部位によっては、頭痛や下痢などの副作用は生じるケースがあります。不安な方は各病院・クリニックへ相談しましょう。
所在地 | 東京都渋谷区元代々木町33-12 |
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アクセス | 小田急「代々木八幡駅」、東京メトロ「代々木公園駅」1番出口よりそれぞれ徒歩6分 小田急/東京メトロ「代々木上原駅」東口より徒歩7分 |
電話番号 | 03-6407-9407 |
診療時間 | 9:00~17:30 |
休診日 | 土曜・日曜・年末年始 |
応相談
※電話調査(2019年5月27日)より
5箇所
前立腺がん 乳がん 肺がん 肝臓がん 骨腫瘍
※上記はあくまで一例。公式ホームページに記載されている情報のみ記載しています。
江戸川病院は昭和7年に開設された病院ですが、医療の進歩、ニーズの多様化を受けて専門チームによるがんセンターを用意。平成21年1月に「東京都脳卒中急性期医療機関」として認定されると、同年2月には「東京都災害拠点病院」に、平成23年4月には「東京都前立腺がん診療連携協力病院」として認定されるなど、行政からも信頼を集めています。
江戸川病院ではトモセラピー診療を22時まで診療を行っています。 トモセラピー診療は入院も通院も可能なので、通院の場合、夜遅く、会社帰りでの治療も可能です。トモセラピーは持続・継続が大切なので、22時までの診療は通院しての治療を考えている患者にとってありがたいのではないでしょうか。
◆トモセラピー治療の費用と期間について
トモセラピー治療の費用は保険診療と自由診療の場合で大きくことなります。保険適用の場合は1回の照射につき自己負担額は約1万1000円、保険が適用されない自由診療の場合は約3万3000円と言われています。
病状やクリニックによって費用や期間は変動するため、検討している病院・クリニックがあれば直接お問合わせください。
◆トモセラピー治療のリスクについて
照射する部位によっては、頭痛や下痢などの副作用は生じるケースがあります。不安な方は各病院・クリニックへ相談しましょう。
所在地 | 東京都江戸川区東小岩2-24-18 |
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アクセス | JR「小岩駅」南口より徒歩約15分 バス停「江戸川病院」下車すぐ 京成「江戸川駅」より徒歩15分 |
電話番号 | 【患者用コールセンター】03-3673-4892/【放射線治療室】0120-518-489 |
診療時間 | 【放射線治療室】平日 9:00~21:00/土曜 9:00~12:00 |
休診日 | 日曜・祝日 |
不可
※電話調査(2019年5月27日)より
5箇所
前立腺がん 頭頸部がん 直腸がん 肛門がん 子宮がん
※上記はあくまで一例。公式ホームページに記載されている情報のみ記載しています。
都立駒込病院は50名以上のスタッフが在籍。(2019年7月時点)放射線機器もトモセラピーを含む6種類と豊富で、様々な病状に合わせて対応。患者ひとり一人にあった治療の提案をしてくれます。
照射の際にはバイナリーコリメータでビームを絞ることが可能。そのため、がん以外への部分の照射を回避することで、体への負担を最小限に抑えます。 トモセラピーによって狙った部分に照射することができるということは、がんに対して効果的な照射が行えるだけではなく、がん以外の部分への照射を抑えることが可能だということです。
◆トモセラピー治療の費用と期間について
トモセラピー治療の費用は保険診療と自由診療の場合で大きくことなります。保険適用の場合は1回の照射につき自己負担額は約1万1000円、保険が適用されない自由診療の場合は約3万3000円と言われています。
病状やクリニックによって費用や期間は変動するため、検討している病院・クリニックがあれば直接お問合わせください。
◆トモセラピー治療のリスクについて
照射する部位によっては、頭痛や下痢などの副作用は生じるケースがあります。不安な方は各病院・クリニックへ相談しましょう。
所在地 | 東京都文京区本駒込3-18-22 |
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アクセス | 東京メトロ「本駒込駅」より徒歩10分 JR「田畑駅」、東京メトロ「千駄木駅」、都営地下鉄「白山駅」よりそれぞれ徒歩15分 |
電話番号 | 03-3823-4890(予約)/03-3823-2101(代表) |
診療時間 | 平日 9:00~17:00/土曜 9:00~12:00 |
休診日 | 日曜 |
がん病巣への集中照射が可能なトモセラピー。東京周辺には、対応実績を公開しているところだけではなく、ほかにも治療院があります。そこでここでは、エリア別にいくつかの治療院をご紹介します。
自由診療なので原発巣、転移巣を問わずにがん治療に対応できるクリニックです。
トモセラピーだけではなく、サイバーナイフやヴェロなど放射線機器を導入しているクリニックです。
東京都から様々な認定を受けているなど、行政と一体となってがん治療をおこなっている病院です。
米国アキュレイ社製のトモセラピー「Tomo-HDA」を導入。X線、CTなど様々なものを組み合わせての治療を行います。
東大の附属病院としてトモセラピーと共に手術・化学療法などを上手く組み合わせてのがん治療を行っています。
東京大学医学部付属病院放射線科のトモセラピー治療を詳しくみる
地域の医療拠点として重要な役割を果たすこちらの病院では、トモセラピーとCTリアニック、2つの設備を導入してがんの治療を行っています。トモセラピーは、正常な臓器への影響を少なくさせることができ、CTリアニックは肺がんの早期発見に役立ちます。
樹状細胞を活用してがんの治療を行うHITV療法を専門的に行うことを目的に作られたこちらのクリニックは、治療経験が豊富なドクターが在籍しているので、治療を任せることができます。
日本赤十字社医療センターは、がん専門の診療科のほか、多数の科がある総合病院です。トモセラピー治療のほか、がん治療の相談にものってくれます。日本赤十字社医療センターの特徴について紹介します。
画像診断セカンドオピニオンを行っているクリニックです。主にサイバーナイフとトモセラピーを使った治療方法を提案。患者の声に耳を傾けることを大事にしています。
インターナショナル画像診断クリニックのトモセラピー治療を詳しくみる
トモセラピーに匹敵するIGRT(画像誘導放射線治療)を加えた回転型 IMRT(強度変調放射線治療)の高精度照射での治療ができ、前立腺がんや婦人科がんのIMRTによる経験・実績も有しています。
トモセラピーの移動性に加えて固定しての照射も可能となるトモダイレクトと呼ばれる機能が用意されています。日本医学放射線学会放射線診断専門医が患者とコミュニケーションを取りながら科学的根拠に基づいた治療を行うのがモットーです。
放射線治療専門技士だけではなく、品質管理士や医学物理士等による専門スタッフが一丸となって患者の治療を行います。
CT・MRI・PET-CTを使用することで正確ながんの診断を行っています。診断では画像とカテーテルを使用。トモセラピーを用いることで、臓器の機能を温存する方法を提案しています。
2019年6月から放射線治療機器としてトモセラピー ラディザクトを導入し、稼働しています。
トモセラピーをはじめとして、複数の医療機器を設置している病院です。
トモセラピー照射を行っている実績のある病院。通院での照射も可能です。
トモセラピー1台とトゥルービーム2台を有し、画像誘導放射線治療を提供しているクリニックです。治療においては各科の医師と連携体制で行うチーム医療を基本としており、密封小線源療法やRI内用療法などの治療にも対応していきます。
24時間365日、休日夜間を問わず緊急医療に対応しているクリニックです。2018年のリニューアルに伴いトモセラピーを含めた機器を導入し、がん検査から治療まで一貫して対応できる体制を整えています。
患者の状態に合わせたトモセラピー治療を徹底しています。患者とのコミュニケーションを重視した「患者ファースト」の病院です。
全国的に見ても数少ない「TomoHD」を導入。より精度の高いトモセラピー照射を可能にしている病院です。
体に優しい治療を行えるよう「トモセラピー・ラディザクト」を導入。小さい腫瘍への治療を実施するために「ガンマナイフパーフェクション」を行うなど、一人ひとりにあった治療を提供する病院です。
トモセラピー治療を受けるときに、病院やクリニックによって自由診療のケースと保険診療で受けられるケースがあります。それぞれどう違うのでしょうか?メリット・デメリットをまとめました。
管理人が調べた限り、東京エリア内における照射範囲の制限がない自由診療のトモセラピー実施院のなかで、照射範囲が広かったのがクリニックC4でした。(2019年7月時点)そのクリニックC4の青木院長にお話しを伺ってきました!
-そもそもトモセラピーはどんな機械なのでしょうか?
青木院長:一言でいえば、「がんに厳しく・体にやさしい」放射線治療システムです。内蔵されたCTでがんの複雑な病巣を正確にとらえ、そこにピンポイントで照射。正常部位への影響が極めて小さく、がんに対して集中的にアプローチできるのが大きな強みです。
-どんな方がトモセラピー治療を希望するのでしょうか?
青木院長:がんの標準治療はやはり手術なのですが、体力的に手術が難しい人や複数の部位に転移してしまった方から多く選ばれています。
-なぜトモセラピーが今、選ばれているのでしょうか?
青木院長:それは治療期間が比較的短いからでしょう。トモセラピーの大きな特徴のひとつとして、複数の箇所に同時照射できる、という点があげられます。
がんは多くの場合、転移します。ひとつの箇所を治療している間に、転移した他の箇所のがんが進行してしまうケースが少なくありません。
そうした転移したがんに対して、従来の放射線治療では「1箇所の照射を終えたら次」という段階的な治療しかできませんでしたが、トモセラピーは違います。
1回の照射で複数箇所への同時照射が可能で、がんの原発巣はもちろん、進行している転移巣にも時間差を置かずにアプローチできるのです。
例えば、がんが5箇所あって治療に5カ月かかるのだとしたら、それをトモセラピーの同時照射で可能な限り短縮することができるのです。
-トモセラピーという同じ種類の機械を使っているにもかかわらず、院によって照射できる範囲が違うのはなぜなのでしょうか?
青木院長:簡単に言えば、保険診療と自由診療の違いです。保険診療の病院やクリニックであれば保険が適用される範囲内でしか照射できません。
自由診療であれば、そうした制限がなく、どの臓器であっても照射できます。ただ、治療費は自己負担になるので、かなりの資金が必要です。保険診療、自由診療のぞれぞれのメリット・デメリットをよく把握したうえで、病院やクリニックを選ぶことをおすすめします。
こちらではトモセラピーに関する、よくある質問をいくつか紹介します。
トモセラピーで照射すれば、どんな部位のがん細胞に対しても治療を行うことができるのでしょうか?
トモセラピーは、さまざまながん治療方法のひとつです。トモセラピーが向いているのは、正常な臓器と病変が近接している場合や、複雑な形状の病巣の場合など。高い線量を病変に与えて死滅させることができる一方で、正常な臓器にダメージを与えないようにミリ単位で照射を合わすことができます。
トモセラピーに適したがんの部位例は次の通りです。
これらのがん以外の場合は、別の治療法が適している場合もあります。
トモセラピーはどの程度の治療時間なのでしょうか。また治療の回数や期間はどのくらい必要ですか?
病巣の範囲にもよりますが、1回の治療時間は10〜20分程度です。がんの大きさや種類によって照射の回数は異なります。一例を挙げると、前立腺がんであれば40回程度が一般的です。通常は月曜〜金曜まで週5回を繰り返すので、前立腺がんは約8週間の治療期間が必要となります。
治療計画についてはクリニックによって違いがあるので、直接担当医と相談してみましょう。
治療中に痛みはありますか?また放射線による副作用はどの程度のものなのでしょうか?
トモセラピーを照射しているときに、出血はありません。また、痛みもほとんどありません。トモセラピーは従来の放射線治療と比較して、正常な部位に被ばくを与える影響が少ないため、副作用を最小限に抑えることができます。それでも口腔内乾燥や咽頭痛、下痢、皮膚炎などの障害や合併症が起こることも。治療は副作用の確認を行いながら進めていきます。身体に異常を感じたら、速やかに担当医に伝えてください。
トモセラピーを行う場合、入院をする必要があるのでしょうか?
基本的には外来通院で治療可能です。仕事の合間に治療を続けている患者さんもいますが、病状によっては入院して治療を行うケースもあります。
がんと診断されてトモセラピー治療を受けたいと思った場合は、どのような手続きを行えばいいのでしょうか?
検査によってがんと診断された場合、現在の主治医からの診断情報提供書(紹介状)が必要になります。トモセラピーを導入している医療機関のほとんどが完全予約制です。事前に電話などで予約をして、医師と面談、検査を行って治療方針を決めていきます。
トモセラピーの費用は自由診療と保険診療によって大きく異なります。また、自由診療の場合、病院によっても異なります。正確な費用を把握するためには、気になる病院に直接訪ねた方が良いでしょう。
ここでは、肺がんや大腸がんなどの部位別にトモセラピー治療の概要、実施しているクリニック・病院の情報をまとめています。
肺がんのトモセラピー治療を行っている病院や、肺がんの特徴についてまとめています。
大腸がんのトモセラピー治療を行っている病院や大腸がんがどのようなものなのかまとめています。
乳がんのトモセラピー治療を行っている病院の紹介や、乳がんについてまとめています。
前立腺がんのトモセラピー治療を行っている病院の紹介と、前立腺がんについての解説です。
肝臓がんの特徴についてや、肝臓がんのトモセラピー治療を行っている病院の紹介です。
胃がんについての特徴と共に、トモセラピーによる胃がん治療を行っている病院の紹介です。
子宮がんの特徴、トモセラピー治療を行っている病院についてまとめています。
膵臓がんについてや、膵臓がんのトモセラピー治療を行っている病院についての解説です。
直腸がんの特徴や、トモセラピーによる直腸がん治療を行っている病院をまとめています。
肛門がんの症状や特徴、トモセラピーによる肛門がん治療について紹介しています。
小腸がんの症状や特徴、トモセラピーによる小腸がん治療をはじめ、切除手術や化学療法について紹介しています。
胆道がんの症状や特徴、トモセラピーによる胆道がん治療を行っている病院をまとめています。
食道がんの症状や特徴、トモセラピーによる食道がん治療について紹介しています。
胃がんの症状や特徴、トモセラピーによる胃がん治療を行っている病院をまとめています。
子宮がんの症状や特徴、トモセラピーによる子宮がん治療を行っている病院をまとめています。
悪性リンパ腫の特徴や症状、トモセラピーによる悪性リンパ腫治療を行っている病院をまとめています。
骨腫瘍治療の症状や、トモセラピーによる骨腫瘍治療について紹介しています。
膵臓がんの特徴や症状、治療法のほか、トモセラピーによる膵臓がん治療を行っている病院をまとめています。
直腸がんの症状や、トモセラピーによる直腸がん治療を行っている病院をまとめています。
頭頸部がんの原因や種類、症状のほか、トモセラピーによる頭頸部がん治療を行っている病院をまとめています。
白血病の原因や症状、段階のほか、トモセラピーによる白血病治療期間やリスクについてまとめています。
ガンマナイフ・トゥルービームの治療におけるメリット・デメリットを紹介しています。
皮膚がんの種類や症状、予防法のほか、トモセラピーによる皮膚がん治療について紹介しています。
がんの治療法や検査の種類について紹介しています。
がん治療とは~
がんと診断された際に知っておくべきことを詳しくみる
がん治療では緩和ケアも行われていますが、緩和ケアはいつから始めるのが良いのかについてをまとめています。
がんの緩和ケアとは?いつから始めるのが良い?
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がん治療の一つ、免疫療法は近年注目度が高まっています。そんな免疫療法とは何をするものなのかや、従来の治療法をと考えている方は、まずは免疫療法を理解する必要があります。
がんは画像検査が可能です。画像でがんを見ることで、治療への意識も変わってくることでしょう。では画像検査とは実際に何をするのか。その点も把握しておきましょう。
がん治療における放射線療法は注目度が高まっている治療法です。放射線を活用することで、身体への負担を和らげる点が特徴です。
薬の力でがんにアプローチする薬物療法は、がん治療の中でも比較的多く見られるものです。特徴、注意点等をよく理解しておきましょう。
オーソドックスな治療法である手術療法。体の中に巣食っているがんを切除するための手術は、体に負担をかける一方で、がんに対して直接的なアプローチが可能です。
民間療法とは何を意味するものなのかや、果たしてがん治療で取り入れても大丈夫なのかをまとめています。
がん治療は高額治療になりやすいです。だからこそ、医療費の補助制度を覚えておくことをお勧めします。
がんの治療方法はさまざまですが、リハビリテーション医療という手段もあります。日常生活の維持を目的としたもので、早い段階での開始が望ましいとされています。リハビリテーションは手術前から行うケースも多いほか、在宅医療でも受けることが可能です。
がん治療の一環にリハビリテーション医療がある
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治療薬の開発や新しい治療方法の確立など、日進月歩で治療開発が進められているがん。新薬や新しい治療方法が開発された際は、必ず臨床試験が実施されます。臨床試験は安全性を証明するためのものですが、場合によっては参加することも可能です。
誰もが発症する可能性のあるがん。もし医師からがんと伝えられた時は、信頼できる人物にしっかりと相談することが大切です。また、情報収集にも努め、気になることはメモやノートにまとめておきましょう。迷った時はセカンドオピニオンもおすすめです。
がんが体内に存在する場合、腫瘍マーカーと呼ばれる物質が表れます。腫瘍マーカー検査は、患者の尿や血液を検査し、腫瘍マーカーの有無を調べる検査方法です。患者の負担が少なくて済む一方、がんの種類を特定できないデメリットがあります。
病理検査は、主な疾患の種類を特定するための検査です。細胞組織を顕微鏡で観察する細胞診断や、組織の一部を切除し、精査する生検組織診断などがあります。病理検査はさまざまな角度から実施され、病期の進行具合や治療の必要性などを診断します。術前に特定できない場合、腫瘍の広がりなどから診断する術中迅速診断も行われます。
がん治療において、介護が必要な状態になった場合は介護保険が使えます。介護保険ではさまざまなサービスを利用可能で、在宅サービスと通所・入所サービスに大別できます。自己負担は1〜3割ですが、所得や利用金額によっては軽減措置の対象になります。
がんで仕事を休まざるを得なくなった場合、傷病手当を申請できることがあります。傷病手当は通算で1年6ヶ月の間、平均年収の3分の2ほどが支給されます。対象になるのは健康保険組合や協会けんぽなどに加入している被保険者で、国民健康保険の被保険者は利用できません。
がん治療を受ける場合、検査費や入院費などさまざまなお金がかかります。これからどのくらい費用がかかるのか心配な場合、担当医やソーシャルワーカー、病院の会計、がん相談支援センターに確認すると目安を教えてもらえます。また、公的医療保険や税務署、医療機関の窓口ではお金に関する相談に乗ってもらえますので、ぜひ利用してみるとよいでしょう。
高齢になってがん治療を受ける場合、治療はもちろん費用面が心配になる方もいることでしょう。70歳以上の方が受診する際は、高齢受給者証の提出をしないと窓口負担が3割になってしまうため注意が必要です。ここでは、高齢者のがん治療にかかる費用面や自己負担限度額についてまとめましたのでぜひご覧ください。
高齢者のがん治療にかかる費用は?医療軽減措置
について詳しくみる
がん治療にはさまざまな副作用が起こりえます。別の疾患なのか、副作用によるものなのかを迅速に把握できるようにすることは重要です。また副作用に応じた対処法を知っておけば、副作用に迅速な対応をすることができます。本記事では、がん治療を受けるにあたり考えられる副作用とその原因、対処法について解説しています。
がん治療には、実にたくさんの治療方法があります。それぞれの治療方法にメリットとデメリットがあり、それらを理解しておくことで自分に合った治療方法を選ぶことが可能です。またデメリットが発生した際に迅速に対処できるなどの利点があります。そこで本記事では、がん治療におけるメリットとデメリットについて詳しく解説します。
東京でトモセラピー治療の対応実績を公式HPに公表しているクリニックC4・都立駒込病院・江戸川病院。(2019年7月時点)この3院を転移巣への対応・照射範囲の広さで比較しました。