原三信病院では、2014年11月に高精度放射線治療装置「トモセラピー」を導入し、がん治療に活用しています。同院では、手術・化学療法・放射線治療・ハイパーサーミアなどを組み合わせた集学的治療体制を整え、患者個々に合わせた治療方針を検討しています。
以下では、一般的なトモセラピーに関する情報をまとめています。
トモセラピーは、強度変調放射線治療(IMRT)を行うための専用装置です。IMRTは複数の方向から放射線を照射し、部位ごとに線量を調整することで、腫瘍に集中的に線量を届けやすいことが特徴です。
腫瘍の形状が複雑な場合や、周囲に重要な正常組織がある場合でも、線量分布を適化しながら照射できます。これにより、腫瘍への線量を確保しつつ、正常組織への影響を抑えることが期待できます。
トモセラピーでは、治療前の画像位置合わせ(IGRT)と高精度照射を同一装置で行えるため、治療計画や照射準備が効率化できます。その結果、従来と比べて治療時間が短縮できるケースもあり、症状や状態によっては通院で治療が可能な場合もあります。
ただし、通院治療の可否は病状、全身状態、治療方針などによって異なるため、詳細は医師による診察が必要です。
※一般的なトモセラピーに関する情報です。原三信病院でのトモセラピー治療については、直接お問い合わせください。
原三信病院には「がん相談支援センター」が設置されており、患者や家族だけでなく、通院していない方からの相談にも対応しています。がん専門相談員として研修を受けた看護師が在籍し、治療や療養、生活支援制度などについて相談に応じています。
相談内容により多職種と連携することで、不安の軽減や支援制度の理解につながります。
同院では、がん治療に伴う生殖機能への影響に備え、精子凍結を中心とした妊よう性温存の相談支援にも力を入れています。抗がん剤治療や放射線治療、手術などは、生殖機能に影響を及ぼす場合があります。
そのため、がん治療医と生殖医療医、看護師が連携し、患者をサポートする体制を整えています。性別に関わらず相談でき、パートナーと一緒に説明を受けることも可能です。
なお、卵子凍結・胚凍結・卵巣凍結については同院では実施していません。治療を希望する場合は、相談支援センターが対応可能な医療機関の情報を案内しています。
原三信病院で放射線科を担当する田中厚生医師は、放射線医学やIVR(画像下治療)を専門とする医師です。日本医学放射線学会専門医の資格を持ち、トモセラピーを含む高精度放射線治療に対応しています。
初回診療では医師が診察を行い、放射線治療が適応かどうかを判断します。適応が確認された場合、治療方針や想定される副作用、治療計画の概要が説明され、患者が同意したうえで治療準備へ進みます。
トモセラピーでは、照射精度を高めるため、治療時に毎回CT撮影を行い、照射位置を確認してから放射線照射を行います。これは一般的に「画像誘導放射線治療(IGRT)」と呼ばれ、位置ずれを最小限に抑えることが目的です。
レントゲン・CT・MRI・トモセラピー・ハイパーサーミアなどの設備を備えています。
高い治療効果と副作用の軽減が期待できる放射線治療で注目されているトモセラピー治療。「副作用がつらい」「手術が難しい」など、様々な悩みを持った患者にとって、トモセラピーは希望の光となっています。
たいせつな命を預ける治療だからこそ、心も一緒に預けられる、信頼できる一院を探しましょう。このサイトでは、東京都内のトモセラピー対応クリニックをまとめて紹介しています。あなたに適した一院を選ぶ手助けになれば幸いです。