精度の高いリニアック装置とトモセラピーによる放射線治療を導入したがん治療を行っています。アキュレイ社製のトモセラピーは、2013年9月に導入された強度変調放射線治療(IMRT)専用装置のことです。
参照元:https://www.miyagi-pho.jp/mcc/medical/bumon/housyasen/chiryou/index.html
以下では、一般的なトモセラピーに関する情報をまとめています。
トモセラピーは、病気の診断目的で行うCT撮影とは異なり、CT撮影は放射線治療の位置合わせのために実施します。毎回、放射線治療を実施する直前にCT撮影することによって、放射線をあてる部位の正確な位置合わせができるのです。
トモセラピーを使用すると、いびつな形状でも、周囲の正常組織を避けながら病巣の形に合わせた集中的な照射が可能です。複数の病巣や広い治療範囲も一度に治療を行えるのが特徴です。
副作用が少なく、生活の質を維持したまま治療が行えるため、外来での通院治療が可能となっており、日常生活の制約も少なく、仕事を行いながら治療が可能とされています。
※一般的なトモセラピーに関する情報です。宮城県立がんセンターでのトモセラピー治療については、直接お問い合わせください。
宮城県における「がんの制圧拠点」として、がんに関する専門的であり高度な診療機能の確保に努めています。なるべく情報集中化を図りながら、患者さまが適切な診療が受けられるシステムを導入しているのです。人に優しく、変化にも柔軟に対応できる病院を目指しています。研究所を併設しており、病院との連携をもとにしながら、がん克服を目指せる基礎および応用研究を行っているのが特徴です。
宮城県立がんセンターは、痛みを軽減し、入院期間も短くて済む低侵襲手術(内視鏡・ロボット支援下手術)、遺伝子検査・治療を実施するがんゲノム医療、高精度の放射線治療といった高度な医療を提供している医療機関。がん患者さんをサポートする体制も充実しており、緩和治療や相談支援などに注力しています。
上記のほかには、PET-CTを採用したがん検診も行っており、さまざまな角度から患者さまのニーズに応えられる病院を目指しているのです。相談したいことがある方は、気軽に連絡してみましょう。
日本医学放射線学会 放射線治療専門医・指導医が在籍している医療機関。放射線治療専門医を含む常勤医師3名や、東北大学病院から応援で来ている非常勤医師複数名、がん放射線療法看護認定看護師、放射線治療専門放射線技師などの資格を所有するスタッフが在籍。患者さまに有益な放射線治療を提供できるよう努めています。
診療科長を務める久保園 正樹(くぼぞの まさき)医師は、日本医学放射線学会 放射線治療専門医・指導医の資格を所有しています。患者さまの立場に立った診療を行っている医師の1人です。
公式サイトに記載がありませんでした。
公式サイトに記載がありませんでした。
治療計画した位置に身体を合わせ、治療する部位の確認を行います。何度かX線写真を撮影し、正確に一致させてから照射します。また、線を消えにくくするために、特殊なテープを貼ります。30分ほど時間がかかるため、通院治療の場合は初回に限り、来院時間が指定されます。放射線を照射する時間は、1~3分ほどです。
治療日2日目から終了日まで、入室から退室までの時間は15分ほどとなっています。治療期間は、疾患の程度や種類によってそれぞれ異なるとされていますが、短い方で2週間、長い方で2か月ほどかかります。期間中、体の変化や放射線による副作用に対しては、放射線腫瘍医の診察と適切な処置を行うのです。
治療日は土曜日や日曜日、祝祭日以外となっています。また、月に一度放射線治療機器の精度維持のため品質管理の日を設けており、その日は治療がお休みになります。
精度の高いリニアック装置とトモセラピーによる放射線治療を導入のほかに、小線源治療装置1台なども完備しています。
高い治療効果と副作用の軽減が期待できる放射線治療で注目されているトモセラピー治療。「副作用がつらい」「手術が難しい」など、様々な悩みを持った患者さんにとって、トモセラピーは希望の光となっています。
たいせつな命を預ける治療だからこそ、心も一緒に預けられる、信頼できる一院を探しましょう。このサイトでは、東京都内のトモセラピー対応クリニックをまとめて紹介しています。あなたに適した一院を選ぶ手助けになれば幸いです。