新潟県厚生農業協同組合連合会 長岡中央総合病院では、令和6年5月よりIMRT(強度変調放射線治療)専用機に動体追尾機能を追加搭載するバージョンアップを行いました。
現在は、汎用型の放射線治療装置と強度変調放射線治療(IMRT)に特化した放射線治療装置の2台体制でがん治療をおこなっています。
以下では、一般的なトモセラピーに関する情報をまとめています。
トモセラピーは、寝台を移動させながら照射を行うため、病巣が広範囲にわたる場合や、複数ある場合でも、一度にまとめて治療を行うことができます。従来よりも短時間で済むので、負担を軽減できます。
トモセラピーなら、従来の治療法よりも副作用を軽減できる可能性があるため、通院治療ができる場合があります。仕事や趣味を続けながら治療できる方もいることから、生活の質を保ちやすいと言えます。病状によっては入院が必要となるため、通院による治療が可能か担当医へ確認をしてください。
※一般的なトモセラピーに関する情報です。長岡中央総合病院でのトモセラピー治療については、直接お問い合わせください。
平成18年にがん診療連携拠点病院の指定を受け、がん治療水準の向上に努めながら、緩和ケアの充実や在宅医療の支援、がん患者・家族等に対する相談支援、がんに関する情報収集・提供などの機能を備え、地域におけるがん医療の充実に努めています。
また、地域医療支援病院としての役割を担い、病診連携室では、紹介患者の受診予約をワンストップサービスで行えるよう体制を整えています。
緩和ケアチームによるサポートにも力を注いでいます。患者とその家族のつらさを軽減するため、その人らしい生活ができるように主治医や担当看護師など他職種で協力し合い支援しています。在宅療養の場合は、同院の訪問看護ステーションと連携しながら支援を行っています。
放射線治療科部長である阿部英輔医師は、放射線治療全般が専門領域です。医学博士であり、日本専門医機構認定放射線科専門医、日本医学放射線学会・日本放射線腫瘍学会認定 放射線治療専門医でもあります。
受診後、医師による診察や検査を受けます。放射線治療が適応と診断された方には、今後の治療スケジュールを立案します。
照射位置を決め、治療開始となります。
トモセラピーのほかに、アンギオ撮影装置、胃・腸検査用の透視装置、CT、MRIなども備えています。
高い治療効果と副作用の軽減が期待できる放射線治療で注目されているトモセラピー治療。「副作用がつらい」「手術が難しい」など、様々な悩みを持った患者さんにとって、トモセラピーは希望の光となっています。
たいせつな命を預ける治療だからこそ、心も一緒に預けられる、信頼できる一院を探しましょう。このサイトでは、東京都内のトモセラピー対応クリニックをまとめて紹介しています。あなたに適した一院を選ぶ手助けになれば幸いです。