長岡赤十字病院では、新しい放射線治療装置であるRadixact(ラディザクト)を導入したがん治療を行っています。
同院に設置されているトモセラピー装Radixactには、動体追尾機能が搭載されていて、肺・肝臓といった呼吸で動く腫瘍に対しても、高精度な治療が可能です。
参照元:http://www.nagaoka.jrc.or.jp/contents/departments/hoshasen-chiryoka/
以下では、一般的なトモセラピーに関する情報をまとめています。
トモセラピーには、CTが内蔵されており、毎回の照射直前に画像撮影を行います。この画像を使用して、がん病巣および正常臓器の位置をチェックし、正確に放射線照射を実施します。また、複雑な形の病巣に対しても、放射線の形状・強度を変化させながら腫瘍に照射できるため、正常臓器への負担を軽減できます。
先述の通り、トモセラピーなら副作用を軽減しやすいため、生活の質を保ったまま治療を行えます。状態によっては、外来での通院治療が可能なほか、日常生活の制約も少ないため、人によっては仕事を行いながら治療が可能です。
※一般的なトモセラピーに関する情報です。長岡赤十字病院でのトモセラピー治療については、直接お問い合わせください。
地域がん診療連携拠点病院の指定を受けている医療機関です。がんに関する相談窓口も設けられており、がん治療を受けるうえでの不安・悩み・療養生活などについて相談可能です。
また、2009年7月1日から、がんに関する相談が可能なセカンドオピニオン外来が開設されています。現在治療を受けている医師以外の医師へ、診断・治療方針についての意見を求められます。
※参照元:長岡赤十字病院公式HP/がん診療連携拠点病院(http://www.nagaoka.jrc.or.jp/contents/outpatients/second-opinion/)
緩和ケアにも注力しているのが特徴です。通院中の方や近隣の病院で治療中の場合は、「緩和ケア外来」で受診でき、入院中なら「緩和ケアサポートチーム」によるケアが受けられます。患者さまの「家へ帰りたい」といった思いにも沿うよう心がけており、痛みやつらさなど症状を緩和しながら、訪問診療・訪問看護などを活用し、在宅で家族の負担がなるべく少なくなるように調整しています。
部長である伊藤 猛医師は、専門領域を放射線治療全般としています。日本医学放射線学会認定放射線治療専門医・指導医、日本核医学会PET核医学認定医です。
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放射線治療専門医師が診察を行い、病状や希望を確認後、適切な治療方法を提案します。起こり得る副作用についても説明があります。その後、放射線治療科の看護師より、治療スケジュールや治療期間の日常生活上の注意点などについて説明があります。
放射線治療専門医師や医学物理士が、照射部位や放射線量について、コンピュータを用いて計画を立てます。
トモセラピーのほかに、CT、MRIなども備えています。
高い治療効果と副作用の軽減が期待できる放射線治療で注目されているトモセラピー治療。「副作用がつらい」「手術が難しい」など、様々な悩みを持った患者さんにとって、トモセラピーは希望の光となっています。
たいせつな命を預ける治療だからこそ、心も一緒に預けられる、信頼できる一院を探しましょう。このサイトでは、東京都内のトモセラピー対応クリニックをまとめて紹介しています。あなたに適した一院を選ぶ手助けになれば幸いです。