神戸低侵襲がん医療センターの第2治療室では、トモセラピーを導入した放射線治療を提供しています。
トモセラピーは、正常な臓器や組織への影響を抑えながら、がん病巣の複雑な形状に合わせて放射線を集中させる技術を備えた装置です。同院ではこの特性を活かし、患者一人ひとりの病態や身体の状況に合わせた高精度な放射線治療を計画・実施しています。
※以下では、一般的なトモセラピー治療の仕組みやメリットについてまとめています。神戸低侵襲がん医療センターでの具体的な治療方針や適応については、直接お問い合わせください。
トモセラピーによる治療では、照射の直前に本体内蔵のCTで撮影を行い、がん病巣の正確な位置を特定する画像誘導放射線治療(IGRT)を実施します。日々の体調や臓器のわずかな動きによって生じるズレを算出し、事前の計画通りになるよう身体の位置をミリ単位で微調整する仕組みです。これにより、正常な細胞への被ばくを減らし、身体への負担(侵襲)を抑えた正確な放射線治療を目指すことが可能です。
トモセラピーは、放射線の強弱を細かく調整する強度変調放射線治療(IMRT)に特化しているため、いびつな形状のがん病巣に対しても精度の高い照射を行えます。
副作用のリスクを低減する効率的な治療計画を立案することで、病状や全身状態によっては、普段の日常生活を送りながら外来通院で治療を継続できるケースも少なくありません。患者のQOL(生活の質)を維持し、仕事への復帰や家庭生活との両立をサポートできる点が大きなメリットといえます。
神戸低侵襲がん医療センターでは、2024年4月よりがん相談支援室を設置し、患者とその家族に対する包括的なサポート体制を整えています。専門の知識を持つ看護師が面談に入り、療養生活を穏やかに送れるよう一緒に解決策を探る窓口です。
治療内容に関する疑問や副作用への不安をはじめ、仕事との両立、治療費の負担、家族の精神的な悩みなど、がんにまつわる幅広い相談に対応しています。利用を希望する場合は、2階の総合受付または予約専用ダイヤルからの事前予約が必要です。
同院の緩和ケア内科では、末期になってからではなくがんと診断されたときから早期の緩和ケアを実施し、患者が自分らしさを保ちながら療養生活を続けられるよう支援しています。
緩和ケア専従医や緩和ケア認定看護師、薬剤師、精神科医師(非常勤)などで構成する専門の緩和ケアチームが在籍し、身体の痛みや心の悩みに対応。なお、同院に専用の緩和ケア病棟はないため、地域包括ケア病床を活用してケアを行う流れとなります。
理事長・病院長を務める藤井正彦医師は、放射線科診断やがん治療に関する知見を活かし、強度変調放射線治療(IMRT)をはじめとする専門的な放射線治療の分野に従事しています。
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初診時には、放射線治療専門医が画像診断などの結果をもとに、それぞれの病態に合わせた治療方針を検討します。放射線治療の適応があると判断された後、実際の照射部位や必要な治療回数、想定される副作用について詳細な説明を実施。提案された治療計画に患者自身が十分に納得し、同意を得た上で実際の治療準備へと進みます。
実際の照射を始める前に、身体の位置を正確に固定するための治療計画用CTを撮影します。本番の照射時にもがん病巣の位置を数ミリ単位で照合し、ズレがないことを確認してから放射線を照射します。
トモセラピーをはじめ、精度の高い治療計画に欠かせない画像診断装置(CT、MRI、PET-CT)や血管造影装置などの医療設備を備えています。
高い治療効果と副作用の軽減が期待できる放射線治療で注目されているトモセラピー治療。「副作用がつらい」「手術が難しい」など、様々な悩みを持った患者にとって、トモセラピーは希望の光となっています。
たいせつな命を預ける治療だからこそ、心も一緒に預けられる、信頼できる一院を探しましょう。このサイトでは、東京都内のトモセラピー対応クリニックをまとめて紹介しています。あなたに適した一院を選ぶ手助けになれば幸いです。