富山市民病院では、2016年4月に、トモセラピーを搭載した高精度放射線治療装置を導入して、がん治療を行っています。
根治照射だけではなく、術前・術後照射、疼痛緩和照射、予防照射など幅広い治療目的に対応しているのが特徴です。
参照元:https://www.tch.toyama.toyama.jp/sinryou_info/kakuka_info/housyasenchiryouka/
以下では、一般的なトモセラピーに関する情報をまとめています。
トモセラピーには、CTが内蔵されていて、毎回の照射直前に画像撮影を行います。位置精度が高いことも特徴で、360度さまざまな角度からの回転照射を行えるため、正確にがん病巣を狙い撃ちできます。
トモセラピーなら、治療中に出血や痛みなどの症状を伴わないため、患者にかかる負担を軽減できます。また、正常な組織への照射量を低減できるため、副作用も軽く済みやすく、生活の質を保ったまま治療を行えます。全身状態や検査値によっては、外来での通院治療が可能になる場合もあり、普段と変わらない日常を過ごせることも期待できます。
※一般的なトモセラピーに関する情報です。富山市民病院でのトモセラピー治療については、直接お問い合わせください。
富山市民病院は、人口約50万人の富山医療圏において、高度急性期・急性期医療を担っている中核病院です。現在、35の診療科において、それぞれの専門性を発揮しながら、連携して診療を展開しています。また、富山県がん診療地域連携拠点病院の指定を受けている医療機関です。
災害拠点病院としての役割も担い、日頃よりドクターヘリを受け入れていたり、DMAT2班や医療救護班3班を編成し、定期的に災害実働訓練等を実施したりしているのも特徴です。地域に根差した医療を展開し、地域医療に欠かせない信頼される医療機関を目指しています。
※参照元:富山市民病院公式HP(https://www.tch.toyama.toyama.jp/byouin_info/byouin_syoukai/gimu_aisatu.html)
同院には、がん何でも相談室が設置されています。がんに関するさまざまな疑問や不安について相談に応じており、富山市民病院を受診している方やその家族はもちろん、受診したことがない方も相談可能です。がんと言われ不安で眠れない方や手術を勧められている方、受診先とは別の医師の意見も聞いてみたい方、家族が末期の状態など、さまざまなお悩みの相談が可能です。
放射線治療科部長である今村 朋理医師は、専門領域を放射線治療としています。放射線科専門医(日本専門医機構)や放射線治療専門医(日本医学放射線学会・日本放射線腫瘍学会)の資格を所有している医師です。
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医師が診察を行い、病状や希望を確認します。起こり得る副作用についても説明があります。
放射線科の医師により、照射部位や放射線量について説明。コンピュータを用いて計画を立てた後、治療が行われることになります。
トモセラピーのほか、CT、MRIなども備えているのが特徴です。
高い治療効果と副作用の軽減が期待できる放射線治療で注目されているトモセラピー治療。「副作用がつらい」「手術が難しい」など、様々な悩みを持った患者さんにとって、トモセラピーは希望の光となっています。
たいせつな命を預ける治療だからこそ、心も一緒に預けられる、信頼できる一院を探しましょう。このサイトでは、東京都内のトモセラピー対応クリニックをまとめて紹介しています。あなたに適した一院を選ぶ手助けになれば幸いです。