トモセラピーを導入したがん治療を行っています。3台の治療機のラディザクトR(2019年から稼働)とトゥルービームR(2017年から稼動)、シナジーR(2012年から稼働)を用いたIMRTを行っています。
同院では、頭頸部がんや骨盤をメインに、年間150人ほどのIMRTを行っています。(2025年5月時点)
参照元:愛知県がんセンター公式HP(https://cancer-c.pref.aichi.jp/department/radiation-therapy/)
以下では、一般的なトモセラピーに関する情報をまとめています。
トモセラピーは、強度変調放射線治療(IMRT)専用の放射線治療装置のことを指します。がんに高い線量の放射線を照射しながらも、正常な臓器への線量を低減させる放射線治療を行えることから、比較的優しいがん治療だといえます。
コンピュータを用いることにより、腫瘍や周囲の臓器の位置を確認しながら、治療しにくい部位にも照射できるのがメリットです。
トモセラピーによる治療は、出血や痛みなどの負担を伴いません。そのため、患者の身体的・精神的な負担を軽減しやすい治療です。また、治療期間も比較的短くて済みやすく、場合によっては通院治療も可能なため、生活の質を落とすことなく治療ができます。
※一般的なトモセラピーに関する情報です。愛知県がんセンターでのトモセラピー治療については、直接お問い合わせください。
愛知県内の「都道府県がん診療連携拠点病院」です。また、国内において特定機能病院と指定されたがん専門病院のひとつでもあります。
また、同センターでは、外来化学療法センターや希少がん・サルコーマセンター、ゲノム医療センター、地域医療連携・相談支援センター、緩和ケアセンターなども備えています。がん治療を受けている方が切れ目なくサポートを受けられるように、スムーズな連携をとっています。
強度変調放射線治療として、これまでに、頭頸部がんや前立腺がん、乳がんなどさまざまな疾患の治療にあたってきました。2022年のIMRT件数は、頭頚部が4982件、前立腺が1122件など豊富な治療実績を持ちます。
医師や治療専属診療放射線技師、医学物理士、放射線治療品質管理士、がん放射線療法看護認定看護師などが連携を取りながら、患者さまへ質の高い治療の提供に努めています。
※参照元:愛知県がんセンター公式HP/放射線治療部(https://cancer-c.pref.aichi.jp/department/radiation-therapy/)
放射線治療部部長である古平 毅医師は、患者さまの立場に立った治療の提供を行っています。他科との連携を密にとりながら、質の高い治療を心がけています。
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診察を行い、放射線治療が適応かどうかを診断します。治療に進む場合には、今後の治療スケジュールを立てます。
照射位置を決め、ズレがないかを確認しながら照射します。状態によっては、通院治療が可能です。
他の診療科と緊密な連携を取りながら、患者さまに適切かつ質の高い放射線治療を提供できるよう努めています。
CT・MRI・トモセラピー・陽子線治療装置・ダヴィンチXiなども備えています。
高い治療効果と副作用の軽減が期待できる放射線治療で注目されているトモセラピー治療。「副作用がつらい」「手術が難しい」など、様々な悩みを持った患者さんにとって、トモセラピーは希望の光となっています。
たいせつな命を預ける治療だからこそ、心も一緒に預けられる、信頼できる一院を探しましょう。このサイトでは、東京都内のトモセラピー対応クリニックをまとめて紹介しています。あなたに適した一院を選ぶ手助けになれば幸いです。