比較的新しい治療装置である「トモセラピー」を導入したがん治療を行っています。放射線照射装置が身体の周囲をらせん状に回転しながら、コンピュータ制御寝台が前後に移動するため、周囲360度・前後51カ所の方向から照射できます。
参照元：https://www.jiaikai.or.jp/imamura-general/Specialized-department/shinryohoshasenbu/hoshasenchiryo
以下では、一般的なトモセラピーに関する情報をまとめています。
CT撮影と照射を同一のベッド上で行えるため、ベッドに寝たまま複数のがんを同時に照射できます。がんの種類や部位にもよりますが、さまざまな固形がんの治療が可能です。中でもトモセラピーによる治療効果が高い疾患に、前立腺がん・脳腫瘍・骨転移などがあげられます。
IMRT（強度変調放射線治療）と呼ばれる照射方法を採用しているため、病変の形や部位、大きさに合わせて照射量や強度を変化させます。正常組織への侵襲（影響）を減らせるのが大きな特徴です。放射線治療に伴いやすい肺炎や胃・十二指腸出血、膀胱・直腸障害など重篤な合併症を軽減できます。
※一般的なトモセラピーに関する情報です。今村総合病院でのトモセラピー治療については、直接お問い合わせください。
鹿児島市鴨池新町にあり、病床数428床(一般330床、回復50床、精神48床）。主に急性期疾患の治療を担う医療機関ですが、地域に密着した医療を提供できるよう努めています。
2022年4月より、手術支援ロボットダビンチを導入した治療を行っています。ロボット支援手術は、患者さまの身体に、小さな穴をあけて行う低侵襲の手術です。通常の手術より、より少ない出血量で術後の痛みも軽減しやすい特徴があります。
参照元：https://www.jiaikai.or.jp/imamura-general/about-hospital/gaiyou
放射線治療部長を務める内山 典明医師は、日本医学放射線学会放射線科専門医です。
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初めての診察の際には、丁寧な説明を心がけています。患者さまが納得・安心してから治療を受けられるよう、しっかりと説明を行っています。
今村総合病院では、常勤の放射線治療専門医をはじめ、非常勤の放射線治療医を含めたカンファレンスを実施します。そのうえで、処方線量の決定や診察、検証結果の承認を行っているのが特徴です。また放射線治療品質管理室を設置し、非常勤の医学物理士をメインに、定期的な品質のチェックを実施し、質の高い治療を行えるよう努めています。
精度の高いトモセラピーを導入しているほか、小線源療法や核医学検査（RI）装置などを備えています。そのほかには、バイプレーン血管造影装置やIVR－CTなども取り揃えています。
高い治療効果と副作用の軽減が期待できる放射線治療で注目されているトモセラピー治療。「副作用がつらい」「手術が難しい」など、様々な悩みを持った患者さんにとって、トモセラピーは希望の光となっています。
たいせつな命を預ける治療だからこそ、心も一緒に預けられる、信頼できる一院を探しましょう。このサイトでは、東京都内のトモセラピー対応クリニックをまとめて紹介しています。あなたに適した一院を選ぶ手助けになれば幸いです。