関門医療センターでは、2024年3月に外部放射線治療装置ラディザクト X7(アキュレイ社製)を導入したがん治療をおこなっています。標的とするがん病巣や臓器に高い放射線量を照射し、周辺にある正常な組織への照射をなるべく避けることで副作用の低減が期待できます。
※参照元:関門医療センター公式HP(https://kanmon.hosp.go.jp/bumon_other/houshasenchiryoucenter.html)
以下では、一般的なトモセラピーに関する情報をまとめています。
トモセラピーは、強度変調放射線治療(IMRT)専用の放射線治療装置です。照射する前に診断用CTで、がん病巣の位置や大きさなどの情報を把握し、治療計画を作成します。トモセラピーを用いた治療は、がん病巣をピンポイントで照射でき、正常な組織へのダメージを抑えることができるため、副作用が起きにくいのがメリットです。
トモセラピーなら治療範囲が広いため、CT撮影と照射を同じベッド上で行ったり、複数のがんを同時に治療できたりするのがメリットです。また、身体への負担が少ないので、外来通院で治療を受けられたり、中には仕事を継続しながら治療を受けたりしている方もいるなど、患者の生活の質(QOL)を高めやすい治療です。
※一般的なトモセラピーに関する情報です。関門医療センターでのトモセラピー治療については、直接お問い合わせください。
外来化学療法センターには、ベッド数を10床設置※しています。悪性腫瘍に対する化学療法の場合は、病棟から外来へ移転し、通院しながら抗がん剤治療を受けられるようになってきました。外来での化学療法を少しでも快適に受けられるように、専用の部屋で治療を実施。がん化学治療認定看護師や専属の看護師から、抗がん剤の副作用対策や点滴ルートの管理方法について説明が行われています。
※参照元:独立行政法人国立病院機構関門医療センター公式サイト:化学療法センター2026年10月時点
同院の腫瘍内科は、がん薬物療法(抗がん剤・ホルモン剤・分子標的薬など)の適応があるすべてのがん患者を対象に支援を行っています。主に外来化学療法センターで治療を受けている患者を中心に診療を展開。特に副作用でお悩みの方に対し、看護師や薬剤師、臨床心理士、ソーシャルワーカーなどのスタッフとチームを組み、患者がなるべく快適に生活できるようにサポートしています。
放射線治療科の河村 光俊医師は、放射線治療を専門にしています。日本医学放射線学会認定放射線治療専門医の資格を保有。
他職種と協力しながら患者の治療にあたっているほか、定期的に総合腫瘍カンファレンスを開催し、多くの診療科で治療方法を検討しています。患者一人ひとりに適した治療を提供できるよう努めています。
初回診療では、診察を実施し、放射線治療適応の可否を判断します。治療適用と診断の場合は、治療方針や想定される副作用、治療計画について説明が行われた後に治療計画を立案。患者が治療計画に同意後、実際の治療に入ります。
放射線の照射位置を事前に決定し、毎回治療時にCT撮影を実施しながら、照射位置を補正し照射します。治療回数や照射部位は、病状や全身状態によって異なるため、診察の際に確認するようにしましょう。
ラディザクト X7・CT・MRI装置などの設備を備えています。
高い治療効果と副作用の軽減が期待できる放射線治療で注目されているトモセラピー治療。「副作用がつらい」「手術が難しい」など、様々な悩みを持った患者にとって、トモセラピーは希望の光となっています。
たいせつな命を預ける治療だからこそ、心も一緒に預けられる、信頼できる一院を探しましょう。このサイトでは、東京都内のトモセラピー対応クリニックをまとめて紹介しています。あなたに適した一院を選ぶ手助けになれば幸いです。